旧川本邸・杉山小児科医院
2013年 05月 14日土曜日に講座で訪れた大和郡山。
見学先はいずれも2012年の「大和な雛まつり」というイベント中に訪れていた旧川本邸・杉山小児科医院・葉本邸。
再訪となりました。
まずは旧川本邸。ここは昔は遊郭だったところ。細い縦格子で、迫力のある3階建。
ハート型の窓やお手洗いの松竹梅の窓、階段わきの壁の松の模様など、そこここに意匠があります。
1階の欄間や引き戸の組子模様が素晴らしかったです。
雛まつりのときは、2階の大階段にたくさんのお雛様が飾られていたのが印象的でした。
そして、次に向かったのは杉山小児科医院。
大正期(大正10年頃?)の洋風建築でハーフティンバーが美しい。
屋根には尖塔(ピナクル)がつけられています。
階段の親柱はセセッション
室内のステンドグラスは院長先生の作品。昔からあったステンドグラスかと思うぐらい、
建物にあった雰囲気でした。
大和郡山らしい、金魚のデザインがかわいい作品がありました
屋根裏も見せていただきました。トラスの構造が見てとれます。
米松は名栗しあげ
杉山小児科医院は実は何度か公開時に訪れていて、
院長先生がお元気そうで変わらないご様子なのが嬉しかったです。
本当にいつも快く、迎えてくださってありがとうございます。
次の葉本邸はまた次回に紹介します。
by quatrefoil-window
| 2013-05-14 08:15
| 建物